スキー検定2級に挑戦!合格へのポイントは?

家の車が使えるようになった。
子どもが使う予定だったが、キャンセルになったようだ。
そうであれば、スキーへ行けるぞ!
もう少し練習してからと思ったが、2級検定を受けにいつものかたしな高原スキー場へ行くことにしました。

受験者目線で、検定中に意識したポイントを書いてみます。

2級検定申し込み

いつものように3時起床で、4時出発。
関越自動車道の沼田ICで下車し、スキー場到着は8時少し前。
支度をして、8時過ぎ。
リフトは8時から動いています。
軽く2本ほど滑り、レストハウスで休憩。
9時ごろ、スキー学校へ行き申し込み。

事前講習 4,000円
検定料  3,000円

2級受験の場合、午前の事前講習は必須ではありませんが、
申し込みました。
費用を支払い、ゼッケンをもらいます。
その後2本ほど滑り、レストハウスで休憩。
午前から張り切りすぎると、午後まで持ちません。

事前講習

スキー学校前の集合場所で待っていると、
同じ色のゼッケンをつけた受講者が集まってきます。
中学生くらいの女子もいます。

2級受験者は10名

講習は、試験会場となるかえでコースで実施。
いい歳して、なんだか緊張してきました。

プルークボーゲンの練習から始まり、
シュテムターン、パラレルターンの大回り、小回りと続きます。
一人ずつ滑りを見ていただき、丁寧なアドバイス。
これがありがたいですね。

私が特に指摘されたのは、
・姿勢が高い
・上下動の動きがない(膝の動きがない

とても参考になりました。

私は今まで、体が自然と楽な姿勢になってしまい、
膝をあまり曲げない、立ち気味の姿勢で滑っていたのです。
脚を曲げると膝が少し痛むのも原因ですが、
そもそも筋肉が衰えています。
今後の私のスキーにとって、膝の筋肉と痛みは、
最大のテーマになっていくことでしょう。

それと、2級で重要なポイントは、「ずらし」

普段は、ずらさない練習をしているのですが、
2級受験は、ずらしを意識したいと思います。

検定本番

スキー学校前の集合場所に少し早めに到着。
歳をとると、どうしても早めに動いてしまいます。
時間になると、受験者が集まってきました。

そして10時。
スキー学校の検定員が数名きて、簡単なあいさつの後、
みんなで移動し、
再度、第2ペアリフト降り場へ集合。
1級受験者と2級受験者はいっしょに行動するようです。

パラレルターン大回り

1級の検定後、そのまま2級の検定開始。
初めは、パラレルターン大回り。
緊張します。

ここで意識したのは、膝の曲げ伸ばしと、視線
膝の曲げ伸ばしは、未だに正解がわからないのですが、
ターン後半から膝を曲げ、切り替え、谷回りに入りながら外足を踏み込む。
ここで踏み込むというのは、伸ばすという感覚。
視線は、次のターンの方向へ。

ついつい、自分の板がそろっているかを見がちですが、足元に視線が行くだけで
姿勢が崩れる気がします。
しかし、少し失敗。
ターンがずれすぎて、きれいな弧が描けなかった。
おそらく姿勢も正対していたでしょう。

パラレルターン小回り

次に小回り。
意識したのは、リズムずらし
フォールラインを向いてまっすぐに降りていきます。
途中、足がそろわなかった感覚はありましたが、
きっと2級では、そこでの減点はないと思い、
同じリズムでスキー板を振り、ずらし、スピードを
制御しながら、ゴールへ向かいます。
そして、ゴールでは、きちっと止まる。
検定で、ゴールで止まらず、
そのまま通り過ぎて行ってしまう人が数人いましたが、
スキーの制御という観点からも、しっかり止まったほうがよさそうです。

シュテムターン

最後にシュテムターン。
ここで意識したのは、しっかりとハの字をつくることと、ハの字の後、
内足をスムーズに戻すこと
これが案外難しい。

これで終了。
最初は、2級は楽勝だと思っていましたが、とんでもない。
大回りとシュテムターンが心配。
ドキドキしてきました。

結果発表

約1時間後に結果発表。
発表は、スキー学校前の看板に張り出され、
主任検定員から総評がありました

結果は、ギリギリ合格。

・小回り     65点
・大回り     65点
・シュテムターン 65点

合計195点
195点以上が合格。

よかった。
ほっとしました。

今回の2級合格者は、10名中3名。

ちなみに、1級合格者は、12名中2名。

久々の検定の雰囲気、緊張しますが、これもまた楽しく、良い時間を過ごせました。

それと、2級の事前講習は任意ではありますが、受講をお勧めします。
2級検定を意識した内容であるとともに、担当したスキー学校の先生も、
どうしたら合格するかを考えてくれており、
検定中も何かと見守ってくれたように思います。

検定を受けることで、自分の滑りを見直し、準備していく。
この過程をもう少し楽しんでいきたいと思います。

次は1級だ!