新山口駅で駅弁 夫婦あなごめしが美味い

新山口駅。
地元の人には申し訳ないが、何もない。
(駅前のお寿司屋さんのランチは、おすすめ。)

しかし、おみやげ売り場を覗いてみると・・・。

私の大好きな獺祭が並んでいるのです。
駅の売店に。
雁木もある。

この300mlの小瓶、「どうぞ駅弁をつまみに、一杯やってください」言っているよう。

ここで買って、ホテルに持ち帰り、冷やして飲むのにちょうどよいサイズ。

首都圏の一般の酒屋では、なかなか見つからず、インターネットで注文することもありますが、山口では普通に売っているんですね。さすが地元。
山口には美味しい吟醸酒がたくさんあります。

駅弁売り場を覘くと、

6種類の駅弁が並んでます。
今日はどれにしょうか?

私は新山口には何度か行くことがありましたが、昼時に電車で移動となるとやはり駅弁は便利。

夫婦あなごめし

私が一番気に入ったのがこれ、夫婦あなごめし

広島駅でも販売しているようです。

煮あなごが、2本。
尻尾は折っていますので、見た目より長いあなごが入っています。
2本並んだあなごが、仲の良い夫婦のようだから夫婦あなごめしだとか。

すでにたれはかかっていますが、追いだれも付いているのが、うれしい。
たれをタップリかけ、いただきます。

あなごがまるごと。
切っていないのがいい。
やわらかそうで、触っただけで切れそう。

まずは、手前の左側から。

やわらかい煮あなごをひと口くらいの大きさのところで箸を入れ、
下のごはんと一緒に、そっと口の中へ・・・。

う、うまい!!

とっても、柔らかい!!

私は焼きあなごより、煮あなごが好き。

(天ぷらもよい。)

付け合わせは、あなごの骨のフライ
別容器に入っているので、サクサク感あり。

これ、おかず?

おかずにはならないかな。
きっと、ビールのつまみでしょう。

それと広島菜油炒め
シャキシャキした触感で美味しい。
これ、ホテルの電子レンジでチンしたら、さらに美味しく食べれそう。

今夜のホテルでのつまみに、もう1個買ってもよかったなあ。

商品名 : 夫婦あなごめし
製造者 : 広島駅弁株式会社
価格  : 1,380円(税込み)
購入場所: 新山口駅 おみやげ街道新山口店

ふく寿司

下関では、関東でいう「ふぐ」を「ふく」と呼ぶらしいです。

ふく寿司
山口にきたからには食べてみないと。

おてふきに見覚えがある。
これも「ひろしま駅弁」で作っているんだ。

私は海鮮系の駅弁はあまり買うことはないのですが、「ふく寿司」という名の駅弁でふぐがどう入っているか?たいへん興味がありました。

唐揚げになっていたんですね。

これなんだ?
ふぐの皮?
原材料を見ると「ふぐ皮ポン酢しょう漬け」とあります。

「くらげウニ和え」の後ろには、「いくら醤油漬」が隠れています。

ご飯は「寿司飯」。

ふぐの唐揚げ、言われないと「ふぐ」とわからないかも。

商品名 : ふく寿司
製造者 : 広島駅弁株式会社
価格  : 1,200円(税込み)
購入場所: 新山口駅 おみやげ街道新山口店

博多名物 かしわめし

気になった駅弁があったので、翌日に再度新山口へ。

博多名物「かしわめし」 850円(税込み)(2024年6月現在)

この安さは目を引きます。

博多名物の駅弁が、新山口駅に。
それは気にしない。

パッケージ横には、「博多寿改良軒株式会社
しかし、製造者は「広島駅弁」

どうやら、駅弁事業を広島駅弁が引き継いだようです。

浅めの容器に「鶏飯」が敷き詰められ、その上に「鶏そぼろ」「錦糸卵」「刻み海苔」。

美味しくいただけました。

商品名 : かしわめし
製造者 : 広島駅弁株式会社
価格  : 850円(税込み)
購入場所: 新山口駅 おみやげ街道新山口店

博多名物 焼き鳥弁当

「かしわめし」の隣には、私が新大阪から東京へ移動するときによく購入する駅弁がありました。

博多名物 焼き鳥弁当

度々購入している駅弁なので、ここ新山口では購入しませんでしたが、
私が気に入っている駅弁のひとつですので、新山口駅でも買える駅弁として、紹介しておきます。

このお弁当も、「博多寿改良軒
おてふき、これも見覚えのあるぞ。

なんとなくレトロなパッケージには、

呑んで満足 つまんでよかよ!」
食べて満足 たべてよかよ!

と記載。
1,000円越えの駅弁が多数ある中で、この950円という値がまたいい。

焼き鳥のボリュームがすごい。

真ん中につくね(たれ)
その左には、ムネ肉(塩)
右側へ行き、鳥皮(たれ)
一番右が、もも肉(たれ)
さらに味付けうずら卵揚銀杏高菜油炒め

食べ応えありそう。

もも肉も、鳥皮も「焼いた感」があり、冷めても美味いではないか!

七味をかけたら、つくねに集中してしまった。

いろいろな駅弁を食べてみたいのですが、迷ったら買ってしまう、お気に入りの駅弁です。

ローカル線に揺られながら、駅弁をつまみに、冷えた獺祭を。

そんな移動がしてみたいです。