六甲山へトレッキング 岡本駅 ⇒ 金鳥山 1月

年末に北海道へスキーに行ったが、初日にぎっくり腰。
歩くのも大変な状況で、何とか帰ってこれたが、年末年始は腰痛でどこにも行けず寝たきり老人。
寝たきりが悪いのか、食べすぎが悪いのか、血圧も169。
こんな数値、初めて見た。

やばい・・・

会社も始まり、日常がスタート。
ようやく普通に歩けるようになり、保久良神社まで初詣。
ついでに体力回復させねばと、ふもとの公園から保久良神社まで2往復。
これが結構きつい。
おかげで血圧も、少し落ち着いてきた。(それでも高いが・・。)

よし今週は、金鳥山を目指してみるか。
謎の紅葉スポットは、どうなっているだろうか?

保久良神社まではお散歩気分でも行けるが、その先はそうはいかない。
心臓破りの石段に立ち向かうには、気合を入れなくては。

ということで、1月の3連休、気合を入れて行ってきました。

天上川公園 ⇒ 保久良神社

いつもの阪急岡本駅下車。
10分ほどで、ふもとの天上川公園到着。

ここで軽くストレッチング。
最近、腰痛、膝関節痛に加え、頚椎も骨のクッションがすり減ったようで、肩が痛い。
弱ったものだ。

ゆっくりとスタート。

紅葉も終わり、景色の中からすっかり赤が消えてしまいました。
空も大きくなった感じがします。

紅葉の時期に比べると、少し人が少なくなったかな。
あまり人とすれ違わない。

保久良神社到着。

ここまでくると、息が切れます。
お茶を飲んで、一休み。
でも、きっとここまではトレッキングではなく、お散歩なのでしょう。
犬の散歩の人をよく見かけます。

一休みして、お参りし、トイレへ。

このトイレ、水洗で快適。
上下水道を引くのたいへんだろうなあと思っていたら、そうではないようです。

「循環式合併処理浄化槽方式」

なんやら難しそうな方式だが、設備内で微生物により汚水を浄化し、その水をトイレの洗浄水に使っているとのこと。
上水道の水を使わず、さらには下水道へも流してはいないのです。
なんだかすごそう。

確かにトイレを流すと、茶色の水が流れてきたので、「雨水を使っているのかな?」くらいに考えていました。張り紙にも、「絶対に飲料水・手洗いに使用しないで下さい」と書いてあります。
そりゃ、飲んだらよろしくないだろうなあ。

人の体は、水分を補給すれば、一部は排出するようにできています。
こういった山の中のトイレは、本当にありがたい。
大切に使わせていただきます。

保久良梅林 ⇒ 金鳥山

保久良梅林を経由していくことにします。

気のせいかもしれないが、少し赤くなってきたか?

これって、つぼみ?

開花が楽しみです。

ここから気合をいれて。

この石段、はじめは下記画像のようにきれいに並んでいて、テンポよく登れるのですが、上に行くほど斜度も急になり、段差も高くなります。ところどころ補助に使うためなのか、ちょうどよい大きさの石が積んである場所もありますが、それでもきつい。
脚の筋肉が悲鳴をあげ、息も切れてきます。

そんな私を後ろから、
「きついですねえ」と言いながら、風のように追い抜いていく人が。
同じ年、いや少し上か?

ここは人が少ない。
草むらで物音がするたびに、ドキッとします。

前回、金鳥山の休憩所で他の登山客から聞いた話では、最近、イノシシに餌を与えたご婦人が、手を嚙まれたらしいです。ふつうは人影があると近寄らないのが野性動物ですが、おにぎりの味を覚えたイノシシは、人に近づくかもしれないと。

そんな話を聞いたので、怖くてしかたありません。

そうです、私はかなり臆病なのです。
散歩している犬も苦手。
何故か私は、犬に吠えられる。

なんとか休憩所到着。

今日も無事ここまでこれました。

何人かに抜かされながら。

この石段、途中で左へ曲がる小さなスペースのベンチまで約100段。
そこからこの休憩所までが、約150段。
合計で250段くらい。
私は途中休憩しながら、25分くらいかかりました。
いい加減な数え方なので正確ではありませんが、初めて上る方は、参考にしてください。

先に休んでいた登山客にご挨拶。
私を風のように抜いていった方です。

話を聞いていると、このルートは初めてのようですが、ロックガーデンルートを週に4回ほど歩いているようです。
そりゃ足腰強くなりますわ・・・。

金鳥山 ⇒ 謎の紅葉スポット

ここから謎の紅葉スポットまでは、平坦で距離も短い。

分岐まで来ました。

左の方向へ降りていくと、

一面が赤かった落ち葉も、すっかり色が抜けてしまってます。

これだけ色の抜けた葉が溜まるということは、紅葉の最盛期はさぞかしきれいでしょう。
来年が楽しみです。

今日はここまで。

次回は、風吹岩を目指してみようと思います。